サーモスタットは保温器具・保冷器具を制御し、自動的に温度調整をするための装置です。
爬虫類飼育ではシビアな温度管理が要求されるため、特に冬の温度管理にはサーモスタットを利用することを強くおすすめします。
サーモスタットの使い方
1. 温度設定
まず、サーモスタット側で温度設定を行ってください。
例えばヒーターを使うのであれば、設定温度を30℃しておけば、ケージ内の温度が30℃以上になった場合に自動的にヒーターの電源がオフになります。
冷却ファンなどの保冷器具用のサーモスタットもあります。
この場合には保温器具とは逆に、ケージ内の温度が設定温度より低くなると保冷器具の電源がオフになります。
2. 保温器具とサーモスタットを繋ぐ
保温器具とサーモスタットの接続方法ですが、まず保温器具のプラグをサーモスタットに差し込み、サーモスタットのプラグをコンセントに差し込みます。
これでサーモスタットが保温器具の制御ができるようになりました。
3. センサーを取り付ける
サーモスタットのセンサーはケージの内の温度を測るために使います。
ケージ内でなるべく保温器具の影響が少ないと思われる場所に設置してください。
サーモスタットの機能
さまざまな機能を備えた便利なサーモスタットが各メーカーから発売されています。
特に昼行性の爬虫類を飼育するのであれば、タイマー機能はぜひほしいところですね。
温度制御
もっとも代表的な機能です。 温度制御機能さえあればサーモスタットとして販売することができます。
タイマー
温度ではなく時間でオンオフを行うのがタイマー機能です。
主に照明器具や紫外線ランプの制御に使います。
アラーム
異常な温度になると音でお知らせしてくれる機能です。
バックアップ
停電などで通電しない状態になっても温度やタイマーの設定がリセットされることなく、再び通電した際に以前に設定した内容のままで動作します。
第Q生物室おすすめサーモスタット

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