今回は我が家で使っているツノガエルフードを紹介したいと思います。
以前のケロちゃんのエサやりの記事でも少し触れた商品ですね。
こちらのエサは去年の8月頃から使用しています。
ツノガエルの人工飼料でもっとも有名かつ人気なのはパックマンフード(パックマンディナー)だと思います。
私も以前はNUANCEさんで購入したパックマンディナーを主として与えていましたので、そちらとも比較しながらレビューしてみますね。
キョーリン ひかりベルツノ
ひかりベルツノは観賞魚用飼料で有名なメーカー、キョーリンから発売されているツノガエルフードです。
キョーリンは最近はレオパゲルやクレスゾルなどの爬虫類・両生類向けの商品の取り扱いも増えており、界隈で評価が高まっているように思います!
商品情報
| 製品名 | ひかりベルツノ |
|---|---|
| 内容量 | 40g |
| 原産国 | 日本 |
| 使用原料 | オキアミミール、フィッシュミール、でんぷん類、大豆ミール、アミノ酸(メチオニン)、乳化剤、ビール酵母、カロチノイド、魚油、ガーリック、ビタミン類(塩化コリン、E、C、イノシトール、B5、B2、A、B1、B6、B3、葉酸、D3、ビオチン)、ミネラル類(Fe、Mg、Zn、Mn、Cu、I) |
【参考】ひかりベルツノ パッケージ

安心の国産です!
保証成分
| タンパク質 | 46%以上 |
|---|---|
| 脂質 | 8.0%以上 |
| 粗繊維 | 4.0%以下 |
| 水分 | 10%以下 |
| 灰分 | 14%以下 |
| りん | 1.0%以上 |
【参考】ひかりベルツノ パッケージ
パックマンフードと栄養バランス的な部分についてはほとんど変わりません。
ひかりベルツノの方がややタンパク質が少なく、脂質が多めになっています。
どちらも魚粉ベースなので、においも同じような感じです。
与え方
粒を水に1~2秒浸してから、ピンセットや箸でつまんで、カエルの目の前で小さく動かしてください。
ひかりベルツノ パッケージ
粒数を一度に与えたい場合、一粒に対して水を20滴ほど垂らしてやわらかくすることで、粒同士を接着させることができます。
パックマンフードが粉末の練り餌タイプなのに対して、ひかりベルツノは乾燥した固形のフードを水でふやかして与えるタイプのものになります。
パックマンフードは水の分量の調整がやや難しく、少ないと粉っぽく固くなり、多すぎるとべたついてピンセットにはり付いて与えにくいといった問題がありました。
また、指で成型すると爪の間にエサが入る、指先ににおいがついて取れないといった点も気になります。
私は指でこねるのに抵抗があったのでピンセットを使ってこねていましたが、混ぜる際に粉が飛び散りやすく、これもベストな方法とは言えません。
ひかりベルツノの場合にはスポイトなどを使って乾燥フードに水を数滴垂らすか、あるいは上の動画のように多めの水をコップなどについでそこに乾燥フードを漬けることで戻します。
水の分量などについてはあまり気にする必要がなく手も汚れないため、パックマンフードの問題点は全て解消されていると言えるでしょう。


ただ、水にさらす時間が長すぎるとフードが脆くなりバラバラと崩れてくるので、その点には注意が必要です。
パッケージの説明にもある通り、水に浸す時間は1~2秒程度に留めておきましょう。
これさえ守れば、難しい部分はないと思います。

サッと水に浸すだけでモチモチのおいしそうなフードが完成しますよ!
とにかく使いやすい!
水で戻すだけというのは想像以上に楽です。
パックマンフードのように容器にフードがこびりつくことがないので後始末も楽ですし、全てのフードがほぼ同じサイズになっているので分量の調整もしやすいですね。
ひかりベルツノは賞味期限も長い
私がパックマンディナーを使っていて不便に感じた部分の1つに、使用期限の短さがあります。
パックマンディナーには特に消費期限は明記されていなかったと記憶していますが、NUANCEさんの公式サイトでは開封後は半年程度で使い切るようにとのこと。
私はツノガエルを1匹しか飼育していないので、1番少ない100gでも半年で使い切るのはちょっと厳しいように思います。
いま手元にあるひかりベルツノですが、こちらは賞味期限が2023年の1月までとなっています。
昨年購入したものなので、少なくとも製造から2~3年程度はもつようですね。
もちろん未開封であればの賞味期限なので、開封してしまえばもう少し早く使い切らなければいけないでしょうが、それでも1年くらいは大丈夫だと思います。
容量も40gとパックマンディナーより少ないので、劣化する前に使い切りやすいです。
ツノガエルを複数飼育している人にはパックマンフードの方が良いかも?
私のような1匹しかツノガエルを飼育していない人には、消費しやすいひかりベルツノがおすすめです。
しかし、ツノガエルを5匹も10匹も飼っている人であれば、パックマンフードの方が良いかもしれません。
ひかりベルツノは現在40g入りしか販売されていません。
そのため、複数飼育している人が使用する場合、すぐに使い切って次を購入しなければいけなくなります。
開封しなければかなり日持ちがするので、1度に大量購入してストックしておくことは可能です。
しかし、ひかりベルツノは固形になっているぶん同じ容量でもパックマンフードよりかさばるので場所をとります。
また、ひかりベルツノのメリットである準備の楽さも、複数飼育の場合にはあまり恩恵を感じられない可能性があります。
10匹分もいちいち水に浸して与えて…ということをするよりも、練り餌を一気にたくさん作って与えた方がむしろ楽に感じるかもしれません。

もっと容量違いのラインナップが増えるといいんですけどね…。
飼育状況に合わせて使い分けましょう!



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