CBはCaptive Bredの略で、飼育下で人工繁殖された個体のことです。
繁殖個体・ブリード個体などと呼ぶこともあります。
⇔WC
CB個体の特徴
豊富なモルフ
カラフルで多彩なモルフは人工的に作出されたものがほとんどです。
メジャー種であるレオパ・ベルツノ・コーンスネークなどは、まずCB個体だと考えて問題ありません。
寄生虫や細菌に感染している可能性が低い
CB個体は卵の頃から人間の飼育下にあるため、寄生虫や細菌に感染しているリスクが非常に低いです。
ただし、ショップではケージを分けているとはいえ、CB個体もWC個体も一緒に取り扱っています。
管理状態によってはWC個体からCB個体に病気が移っている可能性もゼロとは言えません。
人慣れしやすい
CB個体は何世代も人間の元で育ってきたため、人間に対する警戒心が低く慣れやすいのも特徴です。
野生での生活を忘れかけているので人工飼料にも食いつきやすいため、初心者向けと言われる種も多いですね。
比較的高価だが価格と流通は安定している
CB個体はブリーディングの手間とコストがかかります。
それとは別に、非常に作ることの難しいモルフなどもあり、価格は全体的にWC個体よりも高めです。
しかし、きちんと繁殖技術が確立していれば安定した供給ができるので、価格が大きく上下することはありません。
むしろ、かつては珍しいと言われていたモルフでも、流通量が増えれば次第に安くなっていくことが多いです。

蛙色1号
同じツノガエルでもアマゾンやブラジルはWC個体が多め。
飼育難易度もベルツノとは段違いです。

