だんだん温かくなってきて、害虫の出始めるシーズンになってきましたね…。
我が家でもつい先日に小さめのゴキブリが台所にいるのを発見しました。
こういった時、ペットを飼育しているとうかつに殺虫スプレーをまき散らすことができません。
虫に有害な成分はたいていその他の動物の体にも悪影響がありますからね。
殺虫スプレーは使えない…。
その他の撃退方法だと、以下のようなものが考えられます。
ゴキブリホイホイ
捨てる時が何となく気持ち悪い。
ブラックキャップ・ホウ酸団子など
これも良いけど、目の前にいるゴキブリをすぐ撃退したい時には使えない。
ゴキブリの好むにおいを発するので、かえってゴキブリを家に引き寄せてしまうという話も…。
新聞などで叩き潰す
雑菌や体液が飛び散って汚い。処理も嫌。
熱湯や洗剤をかける
これも後始末が大変。シンクやお風呂場なら良いけど…。
なかなか良さそうな方法が見つかりませんでした。
色々と探してみたところ、いきついたのがこちらの商品！
去年から使用していますが、かなり良い商品です。
アース 凍らすジェット 冷凍殺虫
商品情報
| 製品名 | 凍らすジェット 冷凍殺虫 300mL |
|---|---|
| 内容量 | 300mL |
| 生産国 | 日本 |
| 有効成分 | HFO-1234Ze、DME |
参考：凍らすジェット 冷凍殺虫 300mL | 虫ケア用品（殺虫剤・防虫剤） | アース製薬 製品情報
名前の通り、-85℃の冷気を噴射することによって害虫を瞬時で凍らせる商品です。
見た目は殺虫スプレーそのものですが、殺虫成分は一切含まれていません。
ただ凍らせる、それだけです。
非常にシンプル…。
使用方法
凍らすジェットのパッケージには以下ように書かれています。
害虫に直接かかるように噴射してください。（50cm以内の距離から3秒程度噴射してください。害虫の動きが止まった後も、数秒噴射してとどめを刺してください。）※害虫が十分濡れるまで噴射してください。
アース 凍らすジェット 冷凍殺虫
「50cm以内で」と書かれていますが、冷気の飛距離が意外と長いので、それほど虫に近寄らなくても大丈夫です。
少しでも冷気がかかれば虫の動きが鈍くなるので、そうなったら少し距離を詰めて完全に動かなくなるまで冷気をかけ続けます。
我が家ではいまのところ撃退率は100%で、仕留め損ねて逃げられたことはありません。
虫の画像を貼るのはちょっと気が引けるので、カエルくんフィギュアに代役をしてもらいました。
やや見辛いですが、スプレーをかけるとこのように虫の全身が白っぽくなります。
ゴキブリは体が黒いので、実際にはもっとわかりやすいです！
これはスプレーの成分が付着して白くなっているのではなく、冷たさで表面に霜がついているような感じです。
床や壁などにスプレーがかかって白くなってしまっても、放っておけば常温に戻って白っぽさはなくなるので安心してください。
対象害虫
ムカデ、ゲジゲジ、ヤスデ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ケムシ、クロアリ、シロアリ、カメムシ、クモ
アース 凍らすジェット 冷凍殺虫
パッケージには「這う虫専用」と書いてありました。
残念ながら、ハエや蚊などの飛ぶ虫の撃退には不向きです…。
「肝心のゴキブリが書かれてないんだけど？」と思うかもしれませんが、我が家では問題なく退治することができたのでたぶん大丈夫だと思います。
今までにかれこれ4匹ほど凍らすジェットで仕留めています。
ちなみに、ゴキブリ専用商品だと、同じアースから「凍らすジェット ゴキブリ秒殺」というものも発売されてます。
しかし、ゴキブリ秒殺の方はハッカ油が含まれているので爬虫類・両生類にはあまりよろしくなさそう…。
爬虫類・両生類飼育者は通常の凍らすジェットの方が安心して使えます。
殺虫成分不使用なので躊躇なくどこでも使える！
どんなに人間には害の少ない成分だと言われても、やはり殺虫成分を部屋の中にまき散らすのは誰でも抵抗があると思います。
特に台所や寝室など。
食器や食べ物、寝具に殺虫成分が付着するとかなり嫌ですよね…。
かといって周りに配慮して控えめにしかスプレーできないと、うまく仕留められずゴキブリに逃げられてしまいます。
しかも、このように仕留め損ねたゴキブリは殺虫剤に抵抗性を持ってしまったり、身の危険を感じることで繁殖力が高まったりすることがあるそうです。
凍らすジェットであれば殺虫成分ゼロなので、周りを気にせずに好きなだけ使うことができます。
人体にもペットにも無害！
殺虫成分を使っていないので仕留めそこねてもゴキブリが薬剤耐性を獲得してしまう心配もありません。
そもそも撃退率も非常に高いです。
私はペットの安全を第一にこの商品を選びましたが、小さなお子さんや化学物質過敏症の方がいる家庭にもおすすめです。
凍らせたゴキブリの処理について
凍らせた虫の処理ですが、我が家ではトイレットペーパーで包むようにして持ち上げて、そのままトイレに流しています。
もし凍らせ方が甘かったとしても、水に流してしまえば生き返ることもありませんし、ゴミの日に関わらずすぐに死体も始末できるので安心です。
ただ、ゴキブリのサイズや排水管の形状によっては詰まりの原因になる可能性もあるので、トイレに流す際は自己責任でお願いします！
あと、凍るとパキパキになって足などが取れやすくなるので、亡骸を持ち上げる際は十分気を付けてください。
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