ダイソーで購入したカルキぬき(ハイポ)をツメガエル用に使っていたのですが、どうやら入れ過ぎであったことが発覚しました。
即座に悪影響はないようですが、繁殖させたい場合にはちょっと注意した方が良いようです。
まだ使い始めて数日なので、今後は気を付けないと…。
ハイポの使用量わかりにくい問題

カルキぬきの使い方は、このようになっています。
30cmより小さい水槽…1~3粒
ダイソー カルキぬき パッケージ
45cm水槽…3~4粒
60cm水槽(約60リットル)…5~6粒
30cmより小さい水槽の場合1~3粒とかなり幅があります。
私の認識ではマックスの30cm水槽に満タンに入れた状態が3粒で、満タンより少なめなら2粒、小さい水槽なら1粒という感じなのかなと思っていました。
そのため、ツメガエルのプラケースはだいたい幅20cmくらいなので、1粒でちょうど良いと思っていたんですよね。
どうやらこれが間違いだったようです。
ハイポの適量とは
調べてみたところ、この類のカルキ抜きは水道水10~15Lに対して1粒が適量とのことです。
パッケージの説明でいうところの「約60Lに対して5~6粒」が1番わかりやすい基準となりそうですね。
ただ、それでも多過ぎで、100Lに1粒くらいでちょうど良いという意見もあるようです。
いずれにせよツメガエルプラケースに丸々1粒は明らかに多過ぎです。
ツメガエルのプラケースは2~2.5Lくらいしか水量が入りません。
そのため、10Lに1粒を基準に考えると、1/5粒くらいで適量ということになります。
ハイポの量を調節するには
ハイポの粒は長さ7mmくらいなので、半分以下のサイズに割るのはちょっと難しいです。
というか、そもそもこれって割れるのでしょうか。ハサミやカッターで無理に割ろうとすると粉々になりそうなのですが…。
いっそ最初からもっと小さい顆粒か粉末なら分量の調節もしやすいのに、本当に微妙に使い勝手の悪いサイズ感ですね。
ハイポ溶液を作る

粒に細工するのは難しそうなので、まずはハイポを水に溶かしてしまいます。
そして、その水をカルキ抜きとして使うという方法があるようです。
私が考えたわけではなくググったら出てきた方法です。
例えば、100mLの水にハイポを1個溶かすとします。
そしてそれを50mLだけ使えば、ハイポを1/2個使ったことになりますよね。
1/5粒使いたいなら20mLでOKです。
上記はあくまでも一例なので、水とハイポの量はお好みで使いやすいように調整してください。
厳密に言うと、このハイポ溶液作りに水道水を使うと、作る段階で塩素とハイポが反応してある程度ハイポ濃度が消費されてしまいます。
ただ、先人達の意見から察するにハイポを入れ過ぎてしまうよりは少なめの方が安全なのかなと感じたので、私はそこまで気にしないことにしました。
なにせ100Lに1粒で良いらしいですからね。この程度は誤差にもならないと思います。
ハイポ溶液はなるべく早めに使い切る!
作ったハイポ溶液はなるべく早めに、できれば数日以内に使い切るようにしましょう。
水道水は塩素で消毒されているので腐りにくいですが、ハイポ溶液は塩素が中和されなくなっているので、水道水に比べて日持ちしにくくなっている可能性があります。
面倒な人は最初から液体のカルキ抜きを使おう!
正直いちいちハイポ溶液を作って、分量を計算しながら使うのは手間です。
素人の作ったものなので品質も安心とは言えません。
色々考えるのが面倒な人は最初から液体のカルキ抜きを使った方が良いです。
液体のカルキ抜きは使用量がわかりやすいですし、粘膜保護成分や栄養素などが添加されている商品もあり生体にも優しいです。
私もイベリアトゲイモリには液体のカルキ抜きを使用しています。
イモリ水槽はフィルターを設置しているので水替えの頻度が少なく、ややお高めの液体のカルキ抜きを使ってもそこまでお金をかけている感じはしないです。
ツメガエルはいまのところ毎日水替えしているので、トータルコストを抑える意味でもハイポを使っています。
せっかく良いカルキ抜きを使ってるのに、1日で飼育水を捨てちゃうのはもったいないので…。
ひとまずしばらくはハイポ溶液として使ってようと思います。
面倒になったら途中で安めの液体のカルキ抜きに切り替えるかもしれませんが。



コメント