インキュベーターとは孵卵器のことです。
キュゥべえではありません。
インキュベーターの使い方
中に床材と卵をセットした容器を入れておくことで、卵を安全かつ快適な状態で孵化させることができます。
詳しい使い方は商品によって異なるため、説明書に目を通してください。
インキュベーターは必須ではない
インキュベーターがないと卵を孵化させることができないのかというと、そんなことはありません。
野生の爬虫類はインキュベーターなんかなくてもきちんと孵化していますし、それは飼育下でも同じです。
孵化に最適な温度・湿度が保たれていれば、インキュベーターがなくても卵は孵化します。
ただし、インキュベーターを使用した方が死籠りや奇形などのリスクが低くなり、孵化効率が上がるのは事実です。
また、爬虫類は孵化温度によって性別が決定されることが多いので、狙った性別の個体が欲しい場合もインキュベーターで厳密に温度管理をした方が良いでしょう。
代用商品
インキュベーターは市販の冷温庫などで代用が可能です。
爬虫類用のインキュベーターは安くても3万円程度しますが、冷温庫であれば1万円程度で購入できるので、経済的な負担をかなり抑えることができます。
また、発泡スチロールの箱やヒーターなどを組み合わせてインキュベーターを自作している人もいます。
本格的にブリーディングをするには心もとないですが、一時的な使用であればこのような簡易なものでも十分です。
自作のインキュベーターを使う際は火事などを起こさないように気を付けてくださいね!


